日新公の和歌

 東京都神社庁が毎月社頭に掲示したり配ったりしてゐる「生命の言葉」。今月は日新公こと島津忠良。「いにしへの道を聞きても唱えてもわが行いにせずばかひなし」。

 うん、とてもいい和歌ですね。気に入りました。ただこの表記、仮名遣ひがバラバラでは。正かななら「唱へても」「行ひ」になる筈。現代仮名遣ひなら「いにしえ」「かいなし」(甲斐なし)でなければならないのに統一されてない。原典はどうなってゐるのかしらん。


 スクランブル交差点の渋谷駅側にマック赤坂。やたら赤いマフラーを揺らしてゐる。あの多人数でも、人だかりができるわけでもなく。ちらほら写メを撮る人はゐても、集団はできない。大多数はただ変な人だと思って関はらないやうにしてゐるのだらう。

 何か良いものを見たなあとラッキーな気持ちで松屋に入ったら、味噌汁が見たことないくらゐ白く泡立ってゐる。あんなにこはごは味噌汁をのんだのは初めてだ。

 赤と白だけどめでたくないなあ。