2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

熊沢天皇を霊的に説得した小泉太志命

『三劫の帝王』は三重県の神武参剣道場、昭和53年7月発行、非売品。表紙と扉は竹村碩峯著、奥付では編者。竹村が道場の小泉太志命について、世の中に伝へようとして記したもの。 「はじめに」にはその甚大な苦労を記す。 宇宙を捉える道具が発見されない…

伊藤律暗殺仮装事件の浅沼龍三こと山本卯一

『旋風』(白文社)は昭和24年2月号が第2巻第1号、通巻第7号。この号に「左右両翼を食ふ男 仮装暗殺事件の真相」が載ってゐる。 前年9月、長崎県生まれの元炭坑夫、浅沼龍三こと山本卯一が伊藤律を暗殺しようとしたが翻意し、原宿署に自首したのだと…

大植明正「神は超合理の神である」

『永遠の栄えに到る道』は大植明正編、昭和31年6月、天社山蔭神道愛信会内超真理研究会発行の冊子。書名などから、どんな秘法が記されてゐるのかと頁を繰ると肩透かしを食ふ。序に曰く 事業の繁栄にしても、経済の法則を研究し需要と消費量、その供給量と…

松岡譲「ただ涙が出る」

『問題の創作 法城を護る人々に就て』は本文31ページの小冊子。奧付などなしで、長谷川巳之吉が「大震災にもめげず…」と書いてゐるので関東大震災後の発行。 表紙に長谷川巳之吉「信條の實現」とあるのは、本文では「信條の實現 鷲尾順敬著『大日本宗教文…