2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

自由党院外団に入った木内豊助

続き。『わが半生 10人集』は靴業界人の半生をつづったもの。靴業界に入る前の経歴にも面白い人がゐる。 村田金一は明治41年生まれ。「目玉の松ちゃん」こと尾上松之助の後援会、「松栄会」に入会。機関誌月刊『富士』の編集をしてゐた。毎号1000部…

昭和天皇に靴を献上した磯畑弘太郎

『わが半生 10人集』は靴商工新聞社、昭和47年1月発行。非売品。磯畑弘太郎、大沢義雄、荻津完、木内豊助、佐藤儀三郎、菅沼操、春田余咲、藤原勉、宮崎伊助、村田金一の10人が自らの半生をつづってゐる。すべて明治生まれの靴業界の長老。もとは靴商…

作田荘一「帝国大学は鵺的存在であった」

作田荘一『戦敗れて道明かなり』は昭和27年11月、日新社発行。『祖国』『桃李』などの文章をまとめたもの。はしがきでは、新聞が作田のことを右翼の黒幕だと書いてゐることに触れてゐる。 私如きに踊らされて動くやうな人は一人もゐないだらう。(略)せ…

『大衆人事録』の予約営業をしたピストン堀口

露木まさひろ『興信所 知られざる業界』(朝日新聞社、昭和56年1月、のちに文庫化)読む。表紙の迷路図は安野光雅、装丁前島敏彦。いかがはしい人ばかり出てくる。面白くてため息をついた。 関係者へのインタビューや臨時入所もまじえて、興信所業界の実態…