2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

聖者と言はれた森下辰夫

『叡智への道標―真我の道の紹介―第三巻』は柴田衛茂著、真我道研修会・堺分室編集、新風書房発行。平成15年10月発行。柴田は昭和5年5月奈良・桜井生まれ。国鉄に勤務し民営化に伴ひ退職。障害児(者)運動に取り組む。本書には柴田が書いた「森下辰夫…

乳児神道を論じた加藤審治

『敬神大義』は加藤審治著、豊橋市の神道普及会発行、昭和17年1月発行、4月再版。巻頭の書は一條実孝。 著者が仕事の合間を縫って書き上げたもので、間違った信仰を改めて統一すべき所以を説く。全21章は明治天皇御製または御製から始まる。古事記や日…

学だはけといはれた津田左右吉

『マンガで読む郷土の偉人伝 津田左右吉物語』は手塚プロダクション・伴俊男作画、美濃加茂市教育委員会編集、第一法規出版株式会社制作、美濃加茂市発行。平成7年3月発行。巻頭のカラー写真ページで生家や愛用した辞書、文化勲章授与式の姿を載せる。 津…

館林三喜男「新聞記者独特の主観的第六感」

『東京興信新報』は東京・南佐久間町の東京興信新報社発行。発行、編輯兼印刷人は丸山紀一郎。毎月3回、5のつく日に発行。「風紀衛生界の最高機関」をうたひ、公娼賛成の論陣を張ってゐる。昭和10年6月8日号で第666号を迎へる。この号は4ページ建…