『肉の砂漠』は清水正二郎著、日本週報社刊、昭和33年4月発行。手元のものは一カ月後に6版を数へてゐる。後で分かったが、清水は作家、胡桃沢耕史の本名。戦中に中央アジアを遍歴した実体験を記録したもので、筆の運び方も流石だ。 序文を海音寺潮五郎が…
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